春と共に

 

共依存っていうと聞こえはよくないけど、共存って考えたらすんなり受け入れられた。

息苦しい毎日をどう乗り越えていこう、

やりたいことなあるのに気力がわかない、

急いでるのに動けない、

遊びたいのに遊ぶのが怖い。

 

ぼくはいつも怯えてた。

きみもいつも怯えてた。

 

心から笑えなくなって体も壊しちゃって、

いろんな気持ちを虚無感が塗りつぶして、

孤独に似たなにかに溺れてた。

 

バカになれ。

 

ふと、そう聞こえた気がした。

でもどうやってバカになろう?

バカになるって、どうやるの?

 

ぼくは音楽が好き、きみもライブが好き。

夢中なことに気付かないくらい踊って笑う。

ああ、これかもしれない。

同じバカなら踊らにゃそんそん。

きっとこれだ、って思った。

 

けど、でも、、、

 

「いいじゃん、遊ぼうよ。」

「もっとわがままになっていいと思う、そのリハビリだと思えばいい。」

 

優しい言葉が背中を押してくれた。

やってみたいこと、手を引いてもらえた。

 

ぼくときみは決めた、

余裕がなくて遊ぶこと忘れちゃったから、とことんバカになろう。

悩み事とか全部を切り離して、大量の宿題があるのに思いっきり遊んじゃう子供みたいにめいっぱい遊ぼう。

やってみたいこと、勢いでやっちゃおう。

って。

 

 

 

四月、新年度が始まりました。

 

新しい環境でいっぱいいっぱいになって、

もしも、どうしようもなくわらえなくなっちゃったら、

 

付き合ってくれそうな誰かと一緒に、

とことんバカになろう。